今日の土曜日は午前、午後と一件ずつ新築住宅の柄決めがありました。
午前のお客様はもう数回打合せが必要であります。たいへんこだわりを持って家づくりを考えていらっしゃるお客様ですので、私としても精一杯の時間を使ってじっくりと打合せをさせていただこうと思っています。
午後のお客様は一通り決定いたしました。近日中に実測し施工の準備を進めます。
この2件に共通するのは、非常にこだわったカッコ良い住宅であること。
どちらも大きな吹抜けもあり、さらし階段が一つのポイントになったモダン系の家です。
日頃、カーテンを売らなきゃこの業界はもたない!と思っているのですが、どうしてもこの様な住宅には、ロールスクリーンやタテ型ブラインドが似合うような気がして、そちらを薦めてしまいます。
カーテンやプレーンシェードといった物は当社の工場または、専属の工場で縫製しますので、他店との差別化ができるのですが、ロールスクリーンなどは、全てメーカー製作になりますので、販売店の特徴が出しづらいのです。
提案力、コーディネートセンス、施工精度などで競い合わなければなりません。
今日打合せの2件、窓廻りはシンプルになりそうですが、家の内観は見ごたえがありそうなので、是非後日紹介しようと思っています。
さて、今日紹介する施工写真は、住宅メーカーの建売住宅です。
こちらは、プランの段階から、とにかく可愛らしく、柔らかいイメージにしましょうと担当者と話し合っていました。
私としては、ファブリックの楽しさを少しでも表現したいという思いから、綿素材のイギリス製プリント生地を提案し、少し遊び心を含んだウィンドウトリートメントに仕上がっています。
玄関を入ると、ニッチに飾った小判のファブリックパネルが迎えてくれます。

左:WF3401(PN)、 上:WF3403(PN)、下:WF3402(PN) フジエテキスタイルワールドファブリック

【リビング】道路面の3連窓のレースはプレーンシェード。横のTVスペース上部はストライプのコーディネート柄でプレーンシェード。

タッセルはTOSOの新商品BC75.綿100%の素材感がカーテンと合っています。

クッションもカーテンとコーディネート。


【食堂】タッセルはプレーンシェードと同じストライプ柄を用いました。レースもうっすらピンク色です。
限られた予算の中で、楽しく飾らせていただきました。
やっぱりコットン素材のプリントはいいなぁと改めて感じた現場です。