今日は「ピース記念日なんだ!」と同業界人と雑談をしている時に聞きました。
何の事か解らずに取り合えず相槌を打っておいたのですが、気になったので事務所に戻って調べてみたら、「ピース」とはタバコのピースの事でした・・・。な~んだ!!
65年前(1946年)の今日、高級タバコとして「ピース」が発売されたそうです。
10本入って7円・・・これって高いのかなぁ?貨幣価値が全く違うのでどうなんでしょう!
私は時代に合わず愛煙家なのですが、現在吸っているのは20本入り410円。随分と高い物になってしまいました。
以前は日に2~3箱吸っていた時代もありますが、現在は吸える場所に限りがあるためせいぜい一日に5~15本位です。当然、自宅や事務所、ショールームでは一切吸っておりません・・・。
けっこう我慢はできるので、いっその事止めてしまえばいいのにと自分に言い聞かせている今日この頃です・・・。
さて、余談は以上で、現場紹介に移ります。
昨年末に施工、建売住宅のカーテンです。

イメージは「和モダン」。ドレープはブラウン系の綿・ポリエステル混紡の畦織り組織で適度なボリューム感と綿混の風合いが特徴の人気の生地です。
プレーンシェードにするとストライプ柄がくっきりと表れます。(写真下)
レースはオパールプリントで枝葉を表現した透け感のきれいな生地です。
柄を見せる為、1.3倍使いのフラットカーテンに仕立てています。


プレーンシェードが2台並ぶ窓は、高さサイズが違いますが、夜の見た目を考慮して同じ丈で製作しました。
天井にはシェードボックスを予め付けており、たたみ代がちょうど隠れます。

居間つづきの洋室。窓が部屋の入り隅から付いている為、この場合は左右にカーテンたまりをつくるより、写真の様にプレーンシェードで上部にたまりをとった方が良いかもしれません。
カフェカーテンは居間のフラットカーテンの残布で製作しました。
窓の開口部や出入り口の開口部を広く確保する為の部品「カーテンストッパー」について少し解説します。


写真左上:レースは一枚物(片開き)にした方がきれいです。
写真右上:このように両サイドに出入りできるテラス窓が付いています。


写真左上:カーテンは通常、開けても芯地の反発力により戻ろうとします。それをマグネットの力で強制的に止めることができます。
写真右上:レールにカーテンストッパーの一方をセット。


写真左上:先頭のマグネットランナーにカーテンストッパーのもう一方をセット。
写真右上:ストッパーの強力磁石と受け側とがピタッとくっつきます。
これで開口部が確保することができます。
このカーテンストッパーは付属部品で揃うレールが限られていますので、専門店に相談すると良いでしょう。
なかなか優れものです・・・。