D 様邸 の紹介です。
リビングの大きい窓にウッドブラインドを2台割で付けました。


1台では製作不可のサイズですので、2台割りにしています。
初めからリビングはウッドブラインドと決めていたらしく、色合わせと施工位置のみ相談にのりました。
窓手前上に掘り込みのカーテンボックスがついていますが、ウッドブラインドでしたら窓枠内側に取付の方がすっきりとしますし、お部屋も拡がりがでるのでそのようにしています。

西面には、テレビの上になる横長の小窓が2段でついています。
ここは、上に上げたときにたまり代の一番小さいロールスクリーンを2台取付。
その横に外への出入口となるテラス窓があります。
お客様はここもウッドブラインドを希望でしたが、操作性を考えタテ型ブラインドを勧めました。

タテ型ブラインドをバトン式にし、出入りの際はバトンで羽を横にスライドさせ開放状態にします。
見た目的には、ウッドブラインドも良いとは思いましたが、高さが2mあり、頻繁に出入りが予想されるので、操作を考えるとあまり適当ではありません。
現在のウッドブラインドは、昇降操作を軽くする為、ギヤ比を大きくしており、つまり操作コードを引いた距離に対して、昇降距離はかなり少なくなっております。
よって、2mの昇降を行なう為には、コードをかなり引き続ける必要があり、今回のような出入り口には適さないと私は思っています。
そんな理由でタテ型ブラインドにしましたが、もちろん横のロールスクリーンとも生地を等一しましたのでリビング全体としてはブラウン系でシックにまとまっています。

階段吹抜けと2階廊下はロールスクリーン
カラーはピスタチオグリーン(ん~オシャレな色!)

子供室は女の子らしく可愛い生地です

ドレープは横段にオレンジの意匠糸、レースは綿毛のような意匠糸がストライプに入った可愛らしい生地の組み合わせです。
明かり取りの天井際からの横長窓はロールスクリーン。
ご主人が以前住宅メーカーに勤務経験があるそうで、ご自分で大まかな間取り設計をされたようですが、随所にこだわった箇所が見受けられ、ステキな住宅でした。