前回投稿のお客様宅の吹抜けの窓には、リモコン操作式の電動ロールスクリーンが付いています。

吹抜けの窓にカーテン類(ロールスクリーン含む)を付けるか、あるいは何も付けないか、それは周りの住宅との関係などが大きく左右すると思いますが、私は一応打ち合わせの時には何かしら取り付けることを勧めています。
可動式の商品を付けておけば、周りの視線を遮ることができるのはもちろん、夏の強い陽射しの対策にもなるからです。
今回の様にロールスクリーンを提案する事が常ではありますが、できることなら電動式を付けられることを勧めています。
余計な操作チェーンなどが吹抜け部から下がると見た目もあまり良くなく、また操作性を考えても上を見上げながらの昇降操作は決してやり易いものではありません。
近年は、非常に安価でリモコン電動式でしかもとても静かな動作音のロールスクリーンが各社から発売されています。
更に美しく仕上げる為には、コンセントの設置位置を事前にしっかりと打ち合わせすることが必須となります。
今日は、最近納品の事例を数点紹介いたします。

窓の奥行がある程度(細かい寸法を書くことは控えます)確保されている時は、この様に露出のコンセントでも問題ありません。
電気工事屋さんにとっては、一番簡単な方法かと思います。

スクリーンによってそのコンセントはほぼ隠れた状態になります。
別の現場例

スクリーン手前側にコンセントを設置した例です。
建物の構造上、一番ベターな方法を指定しました。

極力コンセントが目立たない様、家具用コンセントをスクリーン設置位置のすぐ手前天井位置に取り付けていただいています。
電気屋さんにとっては、ちょっと面倒な作業かもしれません。ここ北海道においては、住宅の気密性も重要ですので、当然コンセントを天井に設置することにより、その部分の断熱処理を天井裏で施していただかなければならないのです。
別の現場

こちらも家具用コンセントですが、ガラス寄りギリギリに設置していただきました。
ロールスクリーンを窓枠内手前に取り付けると、全く見えません。

別の現場

ロールスクリーンボックス内にコンセント差し込み部のみ穴から出していただいています。

コンセントを差し込み、ロールスクリーン本体で穴は隠れます。
この場合も電気屋さんには苦労をお掛けしてしまいますが、ちょっと面倒な断熱処理が必要です。
数例ご紹介いたしました。
窓の付き方、住宅の工法などは様々です。
その時その時、一番ベターな方法を考え提案するように努めています。
いずれにしても、早め早めの打ち合わせが必要です。
是非吹抜けには、音も静かで故障もない、電動ロールスクリーンを付けましょう・・・!
当社で施工させていただいたお客様は、皆大変喜んでいらっしゃいますよ!!
初期投資が若干高くても、5年、10年と毎日快適に操作ができれば、決して高いものではないと考えます・・・。