札幌市の K 様邸、リビングの大きな窓と、その上の吹抜けの窓からいっぱいの陽射しを取り込むことのできる明るくオシャレな住宅です。
とは言え、撮影は夜になってしまった為、明るさは伝わりません・・・


お客様のご希望は、シンプルでありながら、無垢材の床やしっくい塗りの壁・天井、また、表しの柱、梁と上手く調和するカーテンを望まれていました。
昼間のプライバシー確保とシンプルな仕上がり、そして、夜の雰囲気を考えた上でご提案したのが、オレンジのラインが利いたブラウン地の素材感ある厚地(FA6524)と、ふしのある糸を使い麻のようなシャリ感を持ったボイルレースとのダブルシェードです。

昼、夜共に、スッキリとした印象の中に、素材感が活きた仕上がりとなりました。
吹抜け部の窓には、電動リモコン式のロールスクリーンを採用いただきました。

建築工事序盤の段階で電動ロールスクリーンの希望がありましたので、電源コンセントの設置を依頼。
極力配線コードの露出を避けたいというお客様の希望もあり、窓枠内のガラスぎりぎりの位置に露出型コンセントを設置。
家具用のコンセント等を使用すれば、もっと小さく、しかもロールスクリーン本体もガラス側にもう少し寄せれるのですが、窓上の構造材に掘り込むリスクを回避し、精一杯の納めかたです。


ひと昔前ですと、価格も高価で、モーター音も大きい電動ロールスクリーンでしたが、現在は安価で、しかも非常に静か、そして施工も簡単なタイプが各社から発売されています。
吹抜け部などには、操作チェーンを長~く下げる手動式よりも、リモコン操作の電動式が絶対におススメです。
しかし、電源の設置が必要となりますので、早めにカーテン屋さんに相談するのが良いでしょう!