お隣の登別市から当社ショールームに足をお運びいただいたお客様です。
ご新築にあたり、カーテンは妥協せずにじっくりと考えて決めたい、そんな思いでご来店いただきました。

リビングには3連の窓と1間半のそれぞれ腰高窓。
お客様の希望は、ダークなブラウン系で統一し、尚且つ、3連窓をその形を活かしたカーテンスタイリングにしたいというものでした。

提案は、写真の様に3連窓はプレーンシェード、レースはそれぞれ枠内付けとし、横の大きな窓はレギュラーカーテン。
生地は、ブラウン系でシックながらも、葉柄がジャガード織で表現されている高級感ある生地です。

プレーンシェードでフラットな状態になると、より柄が浮き出てきます。
同じお部屋の中で、カーテン、プレーンシェードと形を変えて吊るすことで変化も生じ、また、より生地の個性を引き出す事も出来、延いては深みのあるインテリアを演出することができるのです。
ここでは、選ぶ生地や、その加工の仕方(良し悪し)が大切になるのですが・・・。
今回の生地は、カーテンに仕立てた時には、プリーツ性があまり良くない性質(横糸のハリが強い)がありましたので、真空釜による形状記憶加工で強制的に美しいプリーツをつくっています。

主寝室も同じ生地を採用いただきましたが、こちらの窓は1階で道路に近く面していることから、安心してお休みいただけるように遮光裏地を付加しております。

2階の洋室の窓は、正面の道路からもよく見える、外観上大切なところ。
くっきりとチューリップの柄が刺繍されたイギリス製のレース生地をプレーンシェードに仕立て。
(フジエテキスタイル WORLD FABRICS WF1502)

お部屋の中からも、外からも楽しめる素敵な生地です。

こちらは階段の窓。同じ面に並ぶ4つの窓は全て同じレーザーカット柄で統一しました。
こちらも道路に面しており、昼、夜共に道行く車や歩行者を楽しませてくれそうです。
全体にシックでありながら、上質な仕上がりとなったお宅でした。
カーテンを決める上で外からどう見えるか、という点も重要なポイントとなります。
住宅の外観をいくら素敵にデザインしても、窓に下がるカーテンが酷いとその外観は台無しです。
シンプルにスッキリと仕上げるのも良し、また、外にきれいに見える柄やスタイルを考えるのも良しでしょう!
家の形や外壁を選ぶ時と同じように、カーテン選びもこだわりを持って考えましょう。
困った時には、経験豊富なカーテン専門店へ!!