メカ物の修理依頼が多いです。
今日も午前中は、プレーンシェードのストッパー不良と昇降コードの摩耗による昇降不良の修理、午後には、ブラインドのヒモ切れ修理とOB顧客様のアフターメンテで走り回っていました。
不思議と商談や納品が入っていない日に限り、修理依頼の電話が入るのです・・・。
修理は迅速さが要求されます。通常、夜にはカーテンやブラインドを閉めなければいけないので、修理の依頼をいただいたその日に処理をするのがベストです。
そんな意味においても、我々専門店は、メカに関する知識と技術を持ち合わせていないといけないと常日頃考えています。
さて、施工例のご紹介です。
オパール加工のレースをプレーンシェードに仕立てて部屋側に、ガラス側には無地のロールスクリーンを取付。
フロントレーススタイルでリビング・ダイニングを飾ったS様邸です。

キッチンのダークオークの面材以外は、ホワイト系で統一された中で、アップルグリーンのロールスクリーンがアクセントとなっています。

かなり透け感の強いオパール加工のレース。
昼間は陽射しが差し込む窓面に葉柄が浮かび上がってきます。
(写真が夜の撮影なので、昼間の感じが分からずスミマセン。)

ロールスクリーンを閉めると、アップルグリーンをバックに柄が浮かび上がります。
この後ろ側にくる生地の色がお部屋のイメージを印象づけるのに重要な役割を果たすのです。
ここで私のちょっとしたこだわり・・・
通常ロールスクリーンの幕体は巻径の向こう側から下がってきますが、今回は逆巻仕様とし、手前側から下がります。
わざわざ逆巻仕様にした理由は、レースの幕体とロールスクリーンの生地との間隔を狭くするためです。
この2枚が近づくことで、重なった時にオパール加工によって描かれた柄がより浮かび上がるのです。

和室の物入れの仕切りに、ロールスクリーンを付けました。
簡易的な目隠しの感がありますが、リビングの横に設けられた2畳の和室コーナーという意味合いからすると、ありきたりの襖や折戸で仕切るよりも遊び心があって良いでしょう!


右隅には、レーザーカットでちょっとオシャレに飾っています。
とにかくとっても明るい爽やかなイメージのS様邸でした。
ありがとうございました。