もう9月半ば過ぎだと言うのにこの暑さはいったいどうしたのだろう・・・
全国的な残暑は、ここ北海道でも例外ではなく、例年ならばすっかり秋濃く肌寒い日になっているのですが、今年は未だ半袖シャツで仕事にあたっています。
自分の記憶では、こんな経験はありません。
農業や漁業への影響も心配ですね・・・やっぱり季節の美味しいものを食べたいので。
さて本題です。
「こんなイメージにしたい! とかお考えはお持ちですか?」とご新築のカーテン打合せの時には初めに伺うことがよくあるのですが、「北欧風」とお答えになるお客様が最近は特に多いような気がします。
そこで、ここから僕の仕事はスタートです。お客様の漠然としたイメージを具現化し、御予算との兼ね合いを考えながら、コーディネートを進めて行きます。『お店に来て良かった』、『当社に頼んで良かった』と思っていただく為、持てる知識と感性を精一杯発揮し、お客様の『夢』実現のお手伝いです・・・。
今回のお客様は、既にお気に入りのショップでソファを購入済みです。
インテリアにおいて、カーテンは主役となるか、脇役となるか、大きく二分されますが、今回は後者となり、お気に入りのソファを中心にイメージを膨らませて行きます。


ざっくりとした平織りの地のソファの上には、クッションをぎっしりと。
スウェーデン、アルメダール社の『キツネとぶどう』のクッションがポイントとなっています。
お客様も大変気に入ってくださったこの生地を、窓にシェードとして使用する案もありましたが、柄と色が強すぎる感が気になり、小物として見せることになりました。しかし、ソファの上でも十分に存在感を発揮しています。

2連の窓には、ナチュラルな風合いのリーフ柄でダブルシェードを取付。
お部屋の中では控えめな印象ですが、かえってソファの上のクッションを引き立ててくれます。


食堂には、リスとどんぐりが可愛らしいカジュアルな柄でプレーンシェード。

こちらは、主寝室。カジュアルな北欧柄の上部にオレンジ色の無地を胴接ぎし、個性を表現しています。
様々なリーフ柄と共に小鳥がプリントされている可愛らしい生地です。


奥様の書斎コーナーもスウェーデンのデザイナーによる北欧感たっぷりの果物柄のロールスクリーンを付けました。
キツネ、リス、小鳥と、各部屋に動物が何気なく存在し、当初のイメージである北欧風なインテリアを可愛らしく演出できました。
当社では、クッション、ベッドスプレット、ランチョンマットなどなど、色々な小物の加工もご提案させていただきますので、お問い合わせいただければ幸いです。