ほんとんど新築同様にリフォームされた住宅です。


リビング・ダイニングにご採用いただいたのは、リーフ柄が横向きで散りばめられたフジエテキスタイルのビリーフ(FA6200)、ポリエステルのジャガード織りの生地です。
これがなかなかの兵(?)ので、生地はしっかりしているのですが、横ハリが強すぎて形態安定加工ぐらいではきれいなプリーツが出ません。
しかし、昨年から当社の提携縫製所には、真空釜による形状記憶加工の装置が設置されたので、今回は胸を張って納品することができました!

もともと、プレーンシェードとしては仕上がりも良く人気の高い生地です。
写真には写っていないのですが、中天井のダークブラウンの色調とこのカーテンとが上手く調和しています。
和室にはプリーツスクリーンのツインタイプ。

今回はシースルー生地を下部に配置。
お客様の生活スタイルや、周りの住宅との位置関係などを考慮し、シースルー生地を上部に配置するか、下部に配置するか、毎回お客様とはじっくりと打合せさせていただいています。

主寝室は、イギリス製のジャガード織り生地でプレーンシェードに仕立て。

フジエテキスタイルのワールド・ファブリックスから、モメンタム(WF6115PN)を採用いただきましたが、同じ色糸使いの柄違いもあり、ベットスプレットやクッションといった小物とのコーディネートも簡単に楽しめる商品です。

レースカーテンは窓枠内側に両開きのレギュラー仕立てです。
レースもプレーンシェードや、ダブルシェードに仕立てることも選択肢の一つですが、ほとんど開閉をしないことや、窓を開けて風を取り込むことを考えると、普通のカーテンに仕立てて窓枠内に納めることもお薦めです。

キッチンの窓のロールスクリーンには、レーザーによるカットで花びらがグラデーションを表現しながら散りばめられています。
陽が差し込むと、カットされた柄を通り抜けた光が、床やキッチンにその柄を映し出すことでしょう。

Dysonの扇風機があったので、現物を始めて手にした私は、ちょっとだけスイッチを入れてみたくなったので、暑くもないのに風に当たってみました。
やっぱカッコイイ~!!