新築住宅 K 様邸。壁クロスが個性的な為、カーテン選びもちょっとだけ苦労しました。
しかし、提案に悩むということはこの仕事では楽しいことなのです・・・。
まずはリビング。全く難しくはありません。
お客様からのご要望は、ダークな色合いで落ち着いたリビングにしたいという事。

カーテンレールは巾木色に合わせて、ダークマホガニー。(TOSO ウッディレジオス25)

ドレープはプリーツを柄取りとしました。
ちょっとしたこだわりですが、柄が整列していてきれいです。

小窓は厚手、レース共にプレーンシェード。
レースは窓内付け、厚手は壁付けです。
ダブルシェードをお薦めするカーテン屋さんも多いと思いますが、私は収まり具合などの理由から、ほとんどの場合別々に取付ています。
(もちろん、ダブルシェードにした場合の価格的なメリット分はお値引きで対応しています)
次に、主寝室。個性的な壁クロスです。
ご主人が勤務の関係上、昼間におやすみになることが多い為、遮光1級の商品を希望。
地味になり過ぎず、落ち着いた雰囲気を希望されていました。

写真の関係上、光沢が感じられますが、適度な光り具合としわ加工の表情が重厚感と落ち着きを演出しています。

両サイドは光漏れを防ぐ為にリターン仕様としています。
奥様の身支度部屋。こちらも個性的な壁クロスです。
奥様から私にカーテンの柄、スタイル共に一任されました。
責任重大と思いつつ、楽しませていただきました。

ボルドー色の地に薔薇の柄のクロスに合わせ、ロールスクリーンをボルドー、レースは薔薇の刺繍のオーガンジー。
フロントレースで夜もきれいなレースを楽しんでいただきます。

プレーンシェードの裾には、ビーズのトリムを付けてエレガントに。

昼間も裾のトリムがアクセントになっています。
玄関横の窓なので、来客者をも楽しませてくれます。