今月は何故か店舗や会社事務所の仕事が多いです。
普段は住宅の仕事がほとんどなのですが、店舗ウインドウ、間仕切り、会社ウィンドウ、体育館暗幕、病院などの施工がこれから続きます。
新築住宅もそこそこ建っているようですが、当社に至っては今月は納品が少ないのです・・

しかし、店舗のウィンドウトリートメントもとてもやりがいのあるお仕事ですので、お客様にご満足いただけるようしっかり提案、そして施工に務めてまいります!!
今日ご紹介するのは、リビングの天井がとても高い平屋の住宅、F 様邸です。

リビングの天井高は3m60cm。天井から20cm位下がった位置からカーテンが吊らさっています。
カーテンの開け閉めを手で行なう場合、かなり裾近くを引っ張ることになり、レールの走行性が良くなければカーテン上部(フック)に負担がかかります。
今回はレガートをダブル付けとしたため、滑らかな動きでストレスなく毎日の開け閉めができることでしょう。

プレーンシェードでフラットに生地を見せたほうが、柄の良さが生きるでしょう。

TVスペース上部の2段窓は、ダブルシェード。
通常、プレーンシェードを2巾使いで製作する場合は、中央で生地をジョイントするのですが、今回は柄の出かたを優先し、ジョイント位置は右にずらしています。

台所の食器棚横の小窓。リビングの大きい窓と向かい合っています。
おっと!!お気づきでしょうか・・??
このレースはリビングのドレープと同柄で、しかも花柄の部分が透けています。
フロントレースとし、バックにはドレープの花柄プリントの色であるマゼンダでロールスクリーン。
この提案には、お客様も大満足(?)していただきました。

夜の撮影なので、透け具合が解りずらいですが、昼間みてもとてもきれいに柄が浮き出ています。

この写真の天井の低い廊下部分が通常の住宅と同じ2m40cmの天井高ですので、リビングがどれ程高い天井か想像つきますね・・・。
高い位置に付けられた大きな窓からは、太陽の陽射しを一杯に取り込むことができ、明るく暖かいリビングになることは間違いありません。
廊下巾も十分に広くとられた、ゆったりとした平屋建ての住宅でした。