セパレートタイプのブラインドを数台施工しました。
普通のブラインドはその昇降頻度によりますが、数年経過でヒモ切れやストッパー不良など必ずと言っていいほどメンテナンスが発生いたします。
サイズが大きくなればなるほど、その重量も増し、昇降用のヒモにかかる荷重も大きくなります。
大きな窓の場合はもちろんのこと、さほど大きくなくても昇降頻度の高い場合は、2台あるいはそれ以上に分割することが長く傷めずに使う秘訣です。
今日の現場は、そんなに大きな窓ではありません。
ひとつを例にとりますと (巾)1620×(丈)1420のブラインドです。

ブラインドの羽は、窓の開閉部分とFIX部分の2つに分かれています。

ヘッドボックスは一本物でできていますが、羽の開閉(回転)、上げ下げ(昇降)はそれぞれの部分で単独でできます。

左右の羽の隙間が1cmだけは必ず開きますが、上の写真のようにサッシの樹脂枠部分で分割すると、その隙間は気になりません。
このセパレートタイプは価格的なメリットが大きいです。
メーカー定価で比較をすると・・・
①1台で普通のブラインドとして製作すると 21,800円
②セパレートタイプで製作すると 25,600円
③2台のブラインドに分けて製作すると 16,500円+17,300円=33,800円
②のセパレートタイプは、1台で製作より3,800円ほど高くなりますが、2台のブラインドを別々に付けるより8,200円安くなります。
このように少しの費用負担で2台割と同等の機能が得られるのがセパレートタイプです。
ブラインドを購入される際には、考えてみてはいかがですか・・・?
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