今日で1月も終わり、あっと言う間の一ヶ月でした。
お陰様で例年とは違い、掛け替えのご注文、新築の打合せと忙しい1月でした。
感謝、感謝!!
15年前に当社で納入させていただいたお宅にレースカーテン取替えの実測に行きました。
新築時に当社でお世話になったお客様から、現在お住まいのお客様にカーテン付きで転売された住宅でした。
家具店にカーテン取替えの依頼をされたようですが、実測に来たS君が当社を紹介してくださった様です。
お客様が現在と同じ商品を希望されており、生地に付いているメーカータグから当社の取扱いブランドと判明して「荒幸さんに相談してみたら?」とS君が言ってくれた様です。
私の以前勤務していたメーカーの後輩である S君、ありがとう!!
そのような事で伺いました。
リビングの台形出窓、フランス製ボイルに裾フレンジが付いたバルーンシェードの取替えです。
既に生地本体が劣化により数ヶ所裂けている状態です。
ここで、専門店としての血が騒ぎます!
お客様は現在と全く同じ物を希望されています。
ただ新品に取り替えるのなら誰でもできます。
もともと当社で納めた商品ですから、使えるものは再利用して、少しでもお客様の負担を少なくするのです。
結局、裾のフレンジは縫いほどき再利用、メカ・レールも確認したところ問題がなさそうなので再利用、本体生地のみ交換することに決めました。
一週間ほどお預かりし、生地のみ交換して納品します。
こちらのお宅には、ドレープのプレーンシェードも数台付いています。
操作がうまくいかないとの事でしたので確認したところ、生地裏側のリングの欠損や昇降コード(ひも)の長さ調節不良などがあり、次回伺った時に修理する予定です。
何より気になったのが、昇降コード(ひも)の汚れです。もともと白だったはずが、茶褐色に汚れています。
これも交換の予定です。
プレーンシェードやバルーンシェードのコード式(ひもを引くタイプ)をお使いの方で、汚れが気になる場合は、専門店に相談すると交換できると思いますよ!
さて、関連する現場写真を紹介します。
リビングのレース取替えとプリーツスクリーンの修理依頼をいただいた K 様宅です。
9年前に当社で納入のお客様です。

強烈な西日が当たる窓のレースカーテンが劣化にる切り裂け

前回と全く同じサブレボイルに取替え


完全に降りきらないプリーツスクリーン。上部へのたたみ上げもうまくいかない。
プリーツスクリーンのプリーツ状態を維持する役目を果たすピッチコードが切れてしまっていました。
ところが、このメーカーは昨年春に倒産しており、部品の調達、修理も不可能。
やむを得ず取替えの方向で話を進めると、お客様の9年間の経験からタテ型ブラインドの方が用途に合っているという事になりました。


窓枠の中にスッキリと収めました。
レースはそれぞれの状況にもよりますが、7、8年~12、3年でダメになることが多いです。
もちろん20年以上お使いいただくケースも随分あります。
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