苫小牧市 N 様邸の現場写真です。

(ドレープ U3004 レース KSA5388 タッセル AR3046-85 )
ナチュラル感あるドレープに牛革で編んだタッセル、そして、花柄の刺繍を施したレースで可愛らしいインテリアを表現しています。


小窓はプレーンシェードとカフェカーテンの組み合わせ

カフェカーテンは残布を利用しています。
このてのエンブロイダリーは生地巾が2.7mや2.9mであり、普通の窓に製作した場合残布がでます。
捨ててしまうのはもったいないので、カフェカーテンにして小窓にサービスすることが多いです。
裾は色を吟味してバイヤステープ巻きに仕立てるとグッと良くなります。
当社では提携加工所で縫製するので、このように残布利用ができますが、一般的にメーカー縫製に頼っているカーテン屋さんや家具店では断られると思いますよ!
高級な生地は残さず使うのが私のモットーであり、またお客様に対するささやかなサービスなのです・・。
で、今日書きたかったのは、レースは片開きにしようという提案です。

この写真はレースは片開きで一枚ものです。
カーテンは両開きという固定概念をもっておられるユーザーや業者は多いかもしれませんが、私は以前より片開きをおすすめしています。(特に、今回のように柄のあるレースは絶対です!)
最近のレースカーテンは、生地巾が2m~3mの横使いで縫製する商品が主流です。
すなわち、カーテンの巾がどんなに大きくても一枚物で製作が可能です。
上の写真の窓の場合、両開きにすると窓の中央部で合わさることになりますが、そこで柄も切れますし、なんせ合わさり目がせっかくのきれいなレースを台無しにしてしまうのです。

片開きの場合は、レールの両サイドにマグネットランナーを入れ、どちらの端からも開閉が出来るように施工をしています。
窓を開けて風を入れる場合も端にカーテンのたまりがない方が邪魔にならないです。


2階の主寝室のバルコニーに通じる窓です。
やはり、片開きで両方の端にマグネットを入れていますので、出入りにも邪魔になりません。
全ての場合に片開きが良い訳ではありませんが、一般的には、吊り下がっているときの美しさや、窓開放の時を考えるとおすすめです。
是非、カーテンは両開きという固定概念にとらわれず、状況、使用生地によっては片開きにしましょう!
二十数年カーテンを売ってきた私の結論です!!
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