苫小牧のオーダーカーテン専門店「インテリアショップ荒幸」のブログです。
ゴールデンウィークまであと一週間、来週には取付納品が集中していますので、もうひと頑張りなのです!
先月始めからずっと寝不足の日々が続き、ついに疲れが出始めたのか、今週はカーテンの色番を間違えたり、縫製工場へのサイズ指示を間違えたりと、お客様にご迷惑をお掛けし反省に浸っています。
ミスが少ないと自負していた自分なのですが・・・・気を付けましょ!
さて、施工例のご紹介。
当店でも大変人気の高い、PD7003(川島織物セルコン)の厚地カーテンを、無地とのコンビネーションスタイルで仕上げました。

リビングはカーテンボックスから、ダイニングは床からと、カーテンの位置が段違いになっています。
カーテンの出来上がり丈は数センチ程の違いで、ほぼ等しいのですが、下部にアクセントに付けたダークブラウンの無地は5㎝の差をつけています。
人が立った時の目線と、ソファに座った時の目線を考慮して、バランスの良いサイズを導き出しているのです。

TVスペース上部の窓はプレーンシェードのコンビネーションスタイル。

カーテンボックス内は、レール交差仕様とし、中央の隙間や明かり漏れといった問題を解決し、また、快適な走行性が得られています。


タッセルはいつものリバーシブル仕様で製作し、気分で使う向きを選ぶことができます。

カーテンとコーディネートされたストライプデザインのクッション。縁のパイピンは、カーテンの下部にアクセントとして使用したダークブラウンの無地で太めに仕上げました。
カーテンとプレーンシェードは、ダークブラウンの無地をプラスすることで、より引き締まった印象を与え、そしてクッションも同じく縁のパイピングでアクセントを出しています。
コンビネーションスタイルは、プラスする色、分量で随分と印象が変わってきます。
じっくりと考えることを楽しみながら、また、想像を拡げながら自分らしいインテリアを作っていきましょう!!
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- 2013/04/21(日) 01:35:02|
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玄関ホールの明かり取りの窓。意外と重要視されず、ロールスクリーンやブラインドを無難に下げることも多いかもしれませんが、しかし、来客者が最初に目にする大切なポイントでもあるのです。
できれば、ちょっとこだわってみたいものです・・・。

たくさんの色々な木々の間を鳥が飛んでいる様を、繊細なタッチとパステル調のとてもきれいな色で表現された生地でプレーンシェードを仕立てました。
商品名も『フォレスト』・・・そのままです。
玄関に入った時に目に飛び込んでくる優しい色合いと柄のイメージが、ホッとした温かい印象を与えてくれます。
廊下を抜けリビングに入ると、そこは思いっ切りエレガントに、そしてちょっとロマンチックな雰囲気です。


ドレープ(厚地)は、ブリティッシュローズのロマンチックな柄によるカーテンとプレーンシェード。
レースは、エンブロイダリーのエレガントなボイル。
ドレープカーテンは床までの丈で取り付けますが、レースは裾のエンブロイダリーを活かす為にも、窓台の位置で止めるのが普通です。

とても華やかで明るいリビングになりました。
- 2013/02/22(金) 23:38:10|
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真っ白な内装の住宅にブラウンをアクセント加え、洗練されたシンプルなイメージに仕上げました。


お馴染のコンビネーションスタイルです。
濃いブラウン色をカーテンのボトムに、シェードには両サイドに入れることで、床や壁の白さはより強調され、また、カーテンやシェードの柄もより引き立ちます。
カーテンには形状記憶加工を施しておりますのできれいなウエーブが永久に維持されます。


こちらは主寝室。アクセントの柄クロスに合わせて、無地の遮光生地でシンプルに落ち着きのあるお部屋に演出。
横ハリの強いプリーツの出にくい遮光生地なので、こちらにも形状記憶加工で強制的にウエーブが出るように縫製しています。ついでにカフェカーテンも形状記憶です。



二つの子供部屋は色違いのプレーンシェード。ジャガード織でドット柄を表現している可愛らしい生地です。
同じドット柄でも、プリントで表現するのと織で表現するのとでは、見た目の軽さも随分と違い、こちらの場合は落ち着きある少し大人っぽい雰囲気にもなりますね。

玄関横の小窓は、黒い和紙調のプリーツスクリーン。そして、シューズクロークとの仕切りには、ちょっとモダンイメージの波柄のボイルレースをポールから下げています。頻繁に開閉が行われると想定されますので、滑りの良いポールとリングランナーを使用しました。
ここの玄関は、和モダンのイメージに仕上げたいというお客様のこだわりもあり、壁の和風クロスに合わせた提案となっています。


間仕切りレースの裾は、ブラックの糸でロック仕上げ。こちらも常にきれいなウエーブで吊り下がる様に形状記憶加工を施しています。
細部にまで気をつかいこだわりを入れるのがカーテンの専門店だと思っていますので、妥協はせずに縫製しております。
- 2013/01/22(火) 23:20:57|
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新年明けましておめでとうございます。本年も当店、そしてこのブログもよろしくお願いいたします。
すっかりの~んびりとしてしまったお正月も終わり、心新たに2013年も邁進してまいります。
ブログの更新も止めることなく、昨年以上の更新頻度を目指したいものです!
さて、今月は納品予定も少ないことから、昨年末の現場を中心に施工例を紹介してゆくことになります。
「リビングには、はっきりとしたポップな花柄を」とイメージを決めてご来店されたお客様です。

リビングのテラス窓はプレーンシェードで柄を強調。
敢えて2台割とし、より存在感をアピールしています。リーズナブルなウォッシャブル生地です。

TV台上の横長窓と、エアコン下の縦長窓は、ロールスクリーンを枠内付け。
花柄プレーンシェードのプリント色から一色を取りがちですが、ここは濃い目のブラウンで落ち着きを持たせ、結果的にシェードのプリント柄がより強調されるようにいたしました。

上写真右端のプレーンシェードは枠内付け。通常、私は理由がない限りプレーンシェードは外付けにしています。これは、年数経過と共に、どうしてもシェード幕体に歪みが発生し、それが目立ってしまうのがイヤだからです。
しかし、今回は例外で、キッチンに隣接し汚れが気になることや、壁との隙間を生じさせない事を優先し枠内付けとしています。

カフェスタイルのレースの裾は、イエローのバイアステープでアクセントに。

こちらは主寝室。グリーンの壁クロスがちょっと強烈な印象です。安らぐお部屋にする為に、アッシュグレーのカーテンとロールスクリーンを提案いたしました。

表面はザックリとした織の遮光カーテンです。

こちらは書斎。陽射しの調節が容易なブラインド機能を持ちながら、温かみのある良質な素材感を醸し出しているのはバンブーブラインドです。

子供室はチェック柄のカーテン。

表裏の両面が使用できることが特徴の生地を、カーテン上部に裏面をジョイントするコンビネーションスタイルで個性を発揮しました。

どうしてもどこかにオリジナリティーある物を提案したい自分は、今年も多分同じように遊び心を持ちながら打合せにあたるのでしょう!
- 2013/01/10(木) 23:02:34|
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アップルグリーンをリビングのアクセントカラーにし、カーテンの上部、シェードの両サイドにそれぞれジョンントしました。


本体の生地は当店でも人気の高い商品ですが、無地のアクセントを添えることによって雰囲気は随分と変わります。
また、アクセントに使う色によってもガラッとその表情は変わるのです。
このブログにも度々登場しておりますので、過去の記事をご参照ください!


タッセルはいつも通りリバーシブル仕様です。
その日の気分で、本体生地の側を見せたり、アクセントの無地を見せたりと楽しむことができます。

クッションも素敵にできました。

主寝室は縦に伸びる蔓と葉が織によって表現されている遮光カーテンです。
こちらは、形状記憶加工を施しているのできれいなウェーブが出ていますが、普通に縫製するだけでは横ハリが強くガバガバのカーテンになりますので、注意が必要です。

子供室はオレンジをアクセントカラーとしてのトップジョイントカーテン(上写真)とグリーンをアクセントカラーとしてのカーテン(下写真)。

どちらも形状記憶加工(真空釜)できれいなウェーブが生まれています。
こちらの M様宅は、居間、子供室2室のドレープカーテンに無地をプラスするコンビネーションスタイルを採用いただきました。
色合わせの楽しさ、そしてオリジナリティーを出す楽しさがあります。
お客様と合わせる色を何色も実際に生地にあててみたり、無地部分の配分を考えたりと、一窓ずつ一緒に作り上げたという実感があります。
色合わせはお客様の感性を重要視し、合わせる生地はその素材やクオリティなどこちらの専門的な知識でアドバイスさせていただいております。
ちょっとのこだわりで、特別に費用も掛けずにオリジナリティ豊かな素敵なカーテンができますよ!
このブログで一部はご紹介しておりますが、まだまだコンビネーションスタイルの色々な施工例がありますので是非ご相談ください!!
- 2012/12/16(日) 18:07:05|
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リフォームを機に全てのカーテンを新しくお取替えいただいたお客様宅です。

リビング・ダイニングには、3つの窓があり、初めは普通にドレープ(厚地)とレース(薄地)を吊る方向でお話を進めましたが、どうしても何か変化をつけたくなるのがカーテン屋の性。(いやいや、エゴかな?)
西側のFIXの窓はガラス側にロールスクリーン、部屋側に薄地のプレーンシェード。いわゆる、フロントレーススタイルです。

このレースが他の厚地と同柄のオパールプリントとなっています。

カーテンボックスの箇所は、カーテンレール交差仕様で、合わさり目の隙間もなく安心。(中央を洗濯バサミや髪どめで挟む必要もなし!!)

こちらは子供部屋。たくさんの花びらが集まってサークル柄を表現しています。

プレーンシェードの両サイドには、ピンクの無地を配置。柄も強調され、またお部屋にシマリがでます。

こちらは主寝室。カーテンの柄を見せたいという観点から、1.5倍の生地使いとしています。

形状記憶加工を付加していますので、フルダルの遮光生地を1.5倍ヒダで仕立てても美しい丸みのあるウェーブが半永久に維持されます。

キッチンのシンク前の出窓は、残布を利用したカフェカーテン。
こちらも形状記憶加工を付加していますので、お洗濯後などもポールに通すだけで直ぐにきれいなウエーブが生まれます。
新築同様にリフォームされたH様邸、やはりカーテンも新品が良いですね・・・。
- 2012/12/03(月) 23:52:02|
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ご新居のカーテン選びは、ご夫婦お揃いで行うことがほとんどですが、これがなかなか好みが合わないものなのです。
これだ!というイメージや方向性がしっかりきまっていれば良いのですが、そうでなければ選ぶカーテンでその部屋のイメージが決まってしまいます。
奥様が気に入った「リスとどんぐり」の可愛い、メルヘンチックなカーテン。しかし、ご主人にとっては、可愛い過ぎてリビングにはちょっと・・・? といった感じです。
そんな時に、ちょっと落ち着いた印象に変えるには、コンビネーションスタイル。



カーテンの裾、シェードの両サイドにそれぞれダークブラウンの無地をプラスすることで、グッと落ち着いた雰囲気になりました。

タッセルはリバーシブル仕様で、気分で柄を出すか無地にするかをお選びいただけます。

主寝室は横段ストライプのシンプルなモダンイメージのカーテン。

細長いスリット窓には、幅10㎝から製作可能なスリット窓用のロールスクリーン。カーテンと色味を統一しています。

子供室には、アップルグリーンとピンクのロールスクリーン。

どちらとも、蝶々が飛び立っていく様がレーザーカットによって表現されています。
こちらはメーカーオプションで製品価格に2000円(定価)プラスでレーザーカットすることができるお得な商品です。
カーテンに無地でアクセントを付けたり、ロールスクリーンにレーザーカットで柄を抜いたりと、ちょっとしたアイデア、工夫で素敵なこだわりのお部屋を作ることができます。
- 2012/11/24(土) 23:28:40|
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住宅メーカーや工務店から建売住宅やモデルハウスのカーテンの依頼を受けることがあります。
予算を十分に取っていただくこともあれば、限られた少ない金額で仕上げなければならない時も多々あるのです・・・。
特に、即販売に結び付ける低価格の建売住宅の場合は、より価格的な協力も要求されてきます。
最小限の費用で、少しでも住宅イメージがアップするように考えて納めることが必須なのです。
『カーテンのお陰で家が売れた!』とはならなくとも、『カーテンのせいで家が売れない!』とはなりたくないのです・・・!
訪れたお客様全ての方々に『ステキなカーテンが付いてるなぁ・・・』と少しでも思って頂ける様、精一杯の提案を行っているつもりです。
さて、若年層向けの低価格建売住宅にカーテンを付けました。

決して広くはないリビング・ダイニングのカーテンなので、明るめの色を使い、圧迫感が感じられないようにしました。

柄は当社においても大変人気のあるリーフ柄のプリント。普通に作るだけでは面白くないので、コンビネーションスタイルとし、グリーンをカーテンのトップ、シェードのサイドにそれぞれ付けています。

ダイニングの小窓は、食器棚の扉の色に合わせてオレンジをプラス。
ぅん~?微妙・・・です! クッションはかわいい!!

この美しいウェーブは、真空釜による形状記憶加工で生まれます。

リビングに入った瞬間、明るく柔らかい印象のリーフ柄とやさしいグリーンが目に飛び込んできます。
個性の強すぎるカーテンではお客様の印象は左右されますし、あまりに存在感がないものもカーテンの役割を果たさない。
そういった意味では、ほど良い仕上がりかな(?)と満足しています・・・。
- 2012/10/26(金) 23:38:08|
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PCの調子があまり良くなく、最近は大変ストレスを感じていたのですが、やっと新しいデスクトップに買い替えました。動作もサク、サクッっと気持ち良いくらいに早いです・・・。もっと早く取り替えておけば良かった!!
これでブログの更新もさぞかし捗ることでしょう・・・?!
今日は、一日中セッティングやデータの移し替え作業に没頭していたのですが、夕方、お店の玄関から外を眺めると・・・

二重の虹がかかっていました。もう少しきれいな輪にならないかなぁと思いつつもデスクに戻り作業に集中している間に気が付けば全て消え去っていました・・・残念。
さて、本題の施工例の紹介です。
最近、柄のプリント生地と別の無地の生地を縫い合わせる「コンビネーションスタイル」(僕はこう呼んでいます)が人気です。
色々なパターンの施工例をお客様にお見せすると、説得力があるようです・・・。
一般的な普及しているリーズナブルな生地であっても、組み合わせる色によって個性が生まれ、オリジナリティ豊かな商品へと変わるのです。

今回は、ご主人がグリーン系がお好きということで、ポイントカラーにグリーンを配置。

プリント側の生地に使われている一色をポイントカラーに使うのが安全と思いがちですが、意外とまったく別の色を合わせるのもより特徴が生まれ素敵に仕上がる場合が多いかもしれません。

食堂は、ボルドー色のロールスクリーンと部屋側にレースのプレーンシェードの組み合わせ。オパール加工によって浮かび上がるレース地の柄は、居間の厚手カーテンのプリントと同柄です。

居間と隣の洋室との間は、普段はオープンな状態ですが、一応間仕切る事ができるように、ロールスクリーンを梁下から取り付けています。

梁下には、ロールスクリーンが収まる様にボックスを付けてもらいました。
お客様との打ち合わせが、まだ大工工事着手の間もない頃だったので、急遽現場大工さんにお願いしたものです・・・。
ロールスクリーンをすべて巻き上げた時には、すっぽりと中に収納され、全く目立たなくなります。

ちょっとした造作で、見栄えはかなり違うものです。
カーテンの打ち合わせは、ある程度早めに進めて行くことをおススメします。
- 2012/10/05(金) 23:59:59|
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早いものでもう8月・・・今月はお盆休みもあるので、あっと言う間に過ぎて行くんでしょうね。
人一倍暑さに弱い私は、毎日汗だくになって窓際でカーテンの取り付けをしておりますが、それももう少しの辛抱になりそうです。ここ苫小牧は、9月に入るとグッと気温が下がりますので、夏を感じられるのも本当に短い期間なのです。
さて、本題のカーテン施工例のご紹介です。
最近当店では特に流行っている、コンビネーションスタイルのドレープカーテンとプレーンシェードの組み合わせ。

明るめのグリーンをポイントカラーに使用しました。

掃き出し窓のドレープカーテンはトップジョイント。小窓のプレーンシェードは、左右対称となるようにサイドジョイントとしました。

ソファの上のクッションもカーテンやシェードを意識した作りにしております。

ドレープカーテンには、真空釜による形状記憶加工を付加してあるので、常にきれいなウエーブが保たれております。
写真のように、カーテンを開けた状態でも、裾で広がる事もなく、ストンっと真直ぐなウエーブで下がりますのでタッセルはなくても良い感じです。一応、ポイントカラーに使用した、明るめのグリーンでタッセルを作ってあり、使用した時には、これもワンポイントとなります。

ダイニングは決して広い空間ではないので、正面のプレーンシェードもコンビネーションスタイルにすることなく、スッキリと明るい印象を与えるよう普通に仕立てました。
コンビネーションスタイルの施工例はこれからもどんどん紹介されますので、お楽しみに・・・。
- 2012/08/03(金) 23:12:52|
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昨日のつづき・・・
巾2m60cmの寝室の窓に、フジエテキスタイルの人気商品『エルケーア』をプレーンシェードに仕立てて取付しました。

オパール加工によって描かれた木の柄を、写真のように均等に整列させるには、生地の巾落とし、接ぎ合わせといった縫製上の工夫が必要です。

こちらの商品は、オパール加工によって柄が表現されている箇所は透け感が強いですが、逆に柄のない部分はほとんど生地を通して外を見ることはできません。
レース越しに外の景色を眺めるといった要求は満たさないのです。今回は寝室に採用いただいたので、昼間にレースとして日光を遮るというよりは、外からきれいに窓を見せるといった効果を狙ったものです。

外部から見ても、オパール加工の柄がくっきりと浮き出されております。
家事室も光の透過で楽しむロールスクリーンを付けました。

こちらはレーザーカットによって柄を表現しております。

全ての取付が完了した頃には、既に外は薄暗くなっていましたので、室内の明かりによって柄が浮き出されているのがわかります。
夜には、道行く人々や車で通る人々を楽しませてくれることでしょう!
寝室のドレープカーテンは、北欧イメージのユニークな果実柄。


洋室はイギリス製の綿プリント。
コットンプリントならではの微妙な色使いのストライプ柄。


もう一つの洋室は、コンビネーションスタイル、トップジョイントです。


小さな花びらで大きなサークル柄を表現したプリント地です。
カーテン上部とタッセルに黄緑色の無地を組み合わせて変化を付け、オリジナル性を高めました。
昨日からご紹介してきましたこちらのお宅、当初お客様が求めていた北欧イメージは、各お部屋でそれぞれ表現されています。
お客様との楽しい柄決め、そして一人で深夜までの苦しい細かい加工指示書づくり、そしてまた現場での楽しい取付施工、最後にお客様に心から喜んでいただける幸せ、これがこの仕事の最高の楽しさと虜になっている要因です!
- 2012/07/24(火) 23:32:48|
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気が付けばもう5月、大型連休の真っ只中ではありますが、後半は



と行楽地へのお出かけを予定していた方々には残念ですね・・・。
この雨が過ぎれば、きっと一気に暖かくなるのでしょう!
春先はレースのお取替えのご注文も多くなります。
新しい、きれいなレースカーテンで、より一層爽やかな春を感じるのも良いですね!
ちょうど一ヶ月程前の施工になりますが、遅れて降った雪が所々に残っている頃の現場です。
8年前に当社で納入させていただいたお客様から、リビングのレースカーテンと洋室2室のドレープ、レースのお取替えをご注文いただきました。

これまでもエンブロイダリーのレースをご使用いただいておりましたが、今回は更にゴージャスに上下にマクラメ刺繍をあしらったレースです。

ドレープカーテンとの柄の相性もバッチリ、また、外から見てもマクラメ部分の柄が表情豊かに映ります。
2階の洋室は、ドレープ、レース共にお取替え。
それぞれ、ドレープと同柄のレースカーテンを採用いただき、とても春っぽい仕上がりになりました。


チューリップ柄がプリントされたドレープとオパールプリントの透け感が美しいレース

こちらもプリントドレープと同柄のオパール加工のレース
どちらのレースカーテンも、横はりが強く、プリーツが整いにくい生地ですが、形状記憶加工を施しており、とても美しいウェーブを半永久的に保つことができます。
リビングはラグジュアリーなイメージに、そして洋室は爽やかな明るい雰囲気に仕上がりました。
お客様には、繰り返しのご注文、有難く深く感謝いたします。
カーテンをお取替えいただくことで、お部屋の印象はガラっと代わります。
暖かい爽やかな季節に、カーテンのお取替えはいかがですか・・・?
- 2012/05/03(木) 22:30:19|
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我々の扱うカーテン用のファブリックは、そのデザインにも本当に様々な物がありますが、たまに『これ、どうしよう?』と考え込んでしまう生地もあります。
今日ご紹介するのは、デザイナーさんの意図するところも何となく解りますが、しかしそれは、お客様の求めているものとは違う為、縫製段階でちょっと手を加えて柄を変えてしまったケースです。

上の写真は生地入荷後、縫製にかかる前の生地です。
縦にひし形の模様が連なっているデザインですが、生地の中央部には柄がありません。

プレーンシェードの全体にひし形の柄を配置。通常は1巾で製作できるサイズですが、2巾分生地を使い、中央の白無地の部分はカットして柄の部分を3枚つなぎ合わせています。
生地のデザイナーさんは気を悪くすると思いますが、お客様の求めていたのは、これなのです!


フラットカーテンは、生地を余計に使うことなく、生地巾の途中で切り、横に接ぎ合わせているだけです。
したがって、カーテンの両サイドに白無地の部分があります。
お客様はネット上でこの生地を気に入られ、取扱い店を探し、当店まで高速道路で一時間かけてご来店いただいたのです。
ところが、現物サンプルを見て『あれっ?』生地の中央部に柄がない事を知りがっかり・・・。
そこで、カーテン専門の私としては、頭をひねるのです。
結果、大変喜んでいただき、遠くからわざわざご来店いただいた労にお応えできたのかなぁと思っています。
この生地は、ひし形がグラデーションになるように、リング状の意匠糸を横糸に混ぜ、また、柄をはっきりさせる為にバックカット(裏面で横糸が柄ごとに切れている)にて処理されている、非常にこだわったファブリックです。

それにしても、メーカーで巾50cm程度のシェードを製作する場合、柄出しはどうしているのでしょう・・?
通常は生地の中央から位置きめをすると思うのですが、そうすると白無地のシェードとなってしまいます。
何かマニュアルがあるのかも知れませんね。
- 2012/04/20(金) 23:57:46|
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苫小牧のオーダーカーテン専門店「インテリアショップ荒幸」のブログです。
4月も中盤に向かい、本来はもっと爽やかな春を迎えているところなのでしょうが、今年はちょっと違いとても寒い日があったり、みぞれが降ったりと不安定な天候が続いています。
3月は、当社においては新築物件は例年より少なかったものの、春を目の前に気分一新の為か、カーテンの掛け替えのご注文は例年に増して多くいただきました。
また、企業や学校、病院といった住宅以外の仕事がとにかく多かった3月です。この時代に忙しくさせていただいたことに本当に感謝しております。
プライベートにおいても、我が家では、長女の大学進学とそれに伴う引越し、長男の高校進学など慌ただしくあっという間に過ぎた3月からここまでの日々です。
そんな感じでこのブログ更新停滞の言い訳をさせていただきました・・・。
ブログを始めてもうすぐ2年、お陰様で隅々までお読みになってご来店されるお客様も少しずつではありますが増え続けております。本当に嬉しく、有難い限りでありますが、それ故、更新が滞ると大変申し訳ない気持ちになってしまいます・・・。
さて、久しぶりの施工例の紹介となりますが、とっておきの素敵な現場です。

玄関を開けると、正面の壁のニッチに飾られた小さなファブリックパネルがお迎えをしてくれます。
そして、写真の右端に写っているアイアンの握手とデザインガラスが印象的なオーダーで製作されたであろうとても素敵な一本引きの大きな戸を開けると、
北欧風のプリント柄のカーテンで飾られたリビングに通じます。



カーテンの下部にグリーンの無地で胴接ぎ(ボトムジョイント)。この場合、上部のプリント地と下部の無地との割合も重要なポイントです。
このカーテンは形状記憶加工を施しているので、永久的にこの美しいプリーツが維持されます。

プレーンシェードは両サイドにグリーンの無地を幅継ぎ(サイドジョイント)。
カフェカーテンの裾もグリーンのバイヤステープ巻きに仕立てました。

リビングから繋がるインナーテラスはダイニングスペースです。

プレーンシェードのサイドに幅継ぎの無地を淡いグリーンに変え、明るく軽快な印象のスペースに。

春っぽい爽やかな色合いに仕上がりました。
リビングとダイニング、同じプリント生地でありながら、胴接ぎや幅継ぎする色によって大きくその印象は違ってきます。
お客様と打合せの際には、実際に大きな生地を使って、柄の出かたや、サイドやボトムに使う無地の色使いをじっくりと相談させていただきました。
縫製の上がった商品を現場で施工しながら、ひとりで感動し、ニンマリ

している自分が居るのでした・・・。
お客様もきっとご満足いただいていると思うのですが・・・?
明日は、こちらのお宅のレースカーテン、「ウェーブロン」について書きます・・・
- 2012/04/11(水) 23:10:15|
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花柄のプリント生地・・・やはりカーテンの代表格です。
ブリティッシュカントリー調のバラの花を描いたロマンチックなプリント生地。
どうしても、プリントの生地できれいだなぁと思う商品は輸入品が多いです。
今回も MADE IN SPAIN ・・・



ダイニングの掃き出し窓は、アンティーク調のアイアンレール

リビングは天井の掘り込みカーテンボックス内でレール交差仕様

ビーズ付きのエレガントなタッセルは存在感もあり、カーテンをより引き立てます

レースは控えめな全体刺繍、繊細でロマンチックな印象を与えてくれます


リビングからつづきの洋室は、クローゼット折戸が干渉し、装飾カーテンポールの取付が不可の為、プレーンシェードに仕立てました。
フラットな状態での花柄の表情も、とても可愛らしいです。
ピンクとグリーンのやさしい色合いが、お部屋を明るく、そして温かく演出しています。
カーテン次第で、お部屋をエレガント、クラシック、モダン、カントリー、・・・など、如何様にもイメージ付けることができます。
重要なインテリアとしてのカーテン、大いにこだわりを持って楽しみましょう!!
- 2012/03/04(日) 23:56:42|
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